諸外国との友好親善の促進 次代の担い手となる日中の若者の交流を通じて、隣国である中国と日本がお互いを正しく理解し、両国の友好な関係を民間レベルで築くことを目的に、2009年10月、当財団の高校生交流事業の一環として、筑波大学附属高等学校と北京月壇中学、北京師範第二附属中学の総勢68名の高校生が交流したことが始まりです。16日間のプログラムは、両国の高校生が互いの国を訪問し、首相官邸や北京市人民政府への表敬訪問を行う「大使活動」のほか、高校での授業体験や訪問国の文化・歴史を知る活動を通して相互理解を深め、友情と信頼を育むよう計画されました。同プログラムは、開催にあたりご尽力を頂いた北京市人民政府や参加校から高い評価をいただき、以来、中華人民共和国外交部、北京市人民政府、中華人民共和国駐日本国大使館等のご支援の下、毎年継続して行っています。 日中国交正常化40周年となる2012年には、前年よりも規模を拡大し、総勢200名の高校生が交流しました。7月には北京、天津、青島の高校生100名が来日し、首相官邸及び中華人民共和国駐日本国大使館への訪問や東京の4校での授業体験、ホームステイなどの活動を通じて友情を育みました。9月以降、中国各地において反日デモが激化したため、10月の訪中プログラムは延期を余儀なくされましたが、12月に日本の高校生100名が中国を訪問し、両国の高校生は約5カ月ぶりの再会に喜びを分かち合いました。北京市人民政府外事弁公室の全面サポートを得て、日本の高校生は同市副秘書長を表敬訪問したほか、北京、天津、青島の各高校での授業体験やホームステイをペアとともに過ごし、一層の信頼と絆を深めました。翌年からは東京以外の都市の高校も参加するようになり、複数都市間の高校生による交流活動は現在まで続いています。中日两国高中生的交流与发展08 年轻一代肩负着建设未来的使命。为了使中国和日本这两个一衣带水的邻国能在两国年轻一代的交流中正确理解彼此、在民间构筑起中日两国的友好关系,2009年10月,作为本财团高中生交流事业的一环,筑波大学附属高中与北京月坛中学、北京师范第二附属中学的68名高中生进行了交流,开启了中日小大使事业。在为期16天的活动中,两国高中生互访了彼此的国家。不仅在“大使活动’中对首相官邸和北京市人民政府进行了访问,还体验了访问国的高中课堂,并通过对访问国文化历史的学习活动加深了彼此的了解,建立了牢固的友谊和信赖。本活动自举办以来便得到北京市人民政府和参加活动的学校的大力支持和高度评价,此后在中华人民共和国外交部、北京市人民政府、中华人民共和国驻日本国大使馆等多方支持下得以每年开展。 2012年是中日邦交正常化40周年,中日小大使活动的规模也比往年更大,共计有200名高中生开展了交流活动。北京、天津、青岛的100名高中生于7月访日。学生们前往首相官邸及中华人民共和国驻日本国大使馆进行了访问,并在东京4所学校的课堂体验、家庭寄宿等活动中与日本小大使建立起深厚的友谊。9月以后,由于中国各地的反日游行不断激化,原定10月实施的访华计划不得不延期,日本的100名高中生于12月访问中国,两国高中生时隔5个月后再次感受到了重逢的喜悦。在北京市人民政府外事办公室的大力支持下,日本高中生访问了北京市副秘书长,并且在北京、天津、青岛的高中体验了中国的校园生活,在家庭寄宿中加深了自己与小伙伴之间的信赖和友谊。翌年开始,东京以外的其他城市的高中也参与到活动中来,来自不同城市的高中生之间的交流活动一直持续开展至今。日中両国高校生の交流と進展促进日本与其他各国的睦邻友好什么是中日小大使事业日本 中国 ティーンエイジ アンバサダー(日中小大使)事業とは
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