2024.07.23 (更新日: 2024.07.25)
SDGsワークショップの事例17選!小・中・高・大学生向けをまとめて紹介!
皆さんはSDGsワークショップについてご存じですか?
ワークショップとは参加者の主体性を重視した体験型の講座のことで、SDGsワークショップではSDGsをテーマとした体験型学習ができます。
本コラムでは、SDGsワークショップではどんなことをするのかお伝えするため、SDGsが掲げる17の目標や、「小学生」「中学生」「高校生」「大学生」に向けて行われたSDGsワークショップの17個の事例について紹介します。
目次
- そもそもSDGsって何?
- 【小学生・中学生向け】SDGsワークショップの事例13選!
- SDGsアドベンチャー
- 親子ファンミーティング~楽しく学ぶエコアクション~
- 蜜蝋(みつろう)エコラップワークショップ
- 子どものためのオープンワークショップ
- ミライーね!~「ビスコ」と一緒に未来へのアクションを考えよう~
- アクティオSDGs体験型ワークショップ2023
- プログラミングで海のSDGs!
- 日本科学未来館SDGsワークショップ
- コスモポリタンキャンパス2024
- おもちゃのエコを学んで、みんなができるエコを考えよう!
- 「新しいトイレが難民キャンプの学校生活を変えた!~スーダン~」
- 淡路島体験型SDGsプログラム「Seedbed Project」〜2030年に向けて淡路島で学ぶSDGsの本質〜
- イオンモールのSDGsフェス(2023年開催)
- 【高校生・大学生向け】SDGsワークショップの事例4選!
- まとめ
- 公益財団法人イオン1%クラブについて
そもそもSDGsって何?
SDGsは、開発途上国が抱える経済問題の解決を目的とした開発目標や、社会をより良くするために世界がどう変化していくべきなのかに関して定められた、2030年までに持続可能でよりよい世界を目指す国際目標です。
近年「SDGs」というキーワードを目にする機会も増えたと思いますが、いまいちよく意味がわからないという方も多いのではないでしょうか。
まずはSDGsとは何なのかについて、詳しく解説します。
SDGsは直訳すると持続可能な開発目標
SDGsは「Sustainable Development Goals(持続可能な開発目標)」の略称で、2030年までに全世界が達成すべき17の目標が掲げられています。
私たちが暮らす地球は今、これまでになかった多くの課題に直面しています。
このままでは私たち人間が安定した生活を送ることができなくなる、と心配する声が各国から挙がり、多くの課題を解決するために立てられた目標がSDGsなのです。
SDGsが掲げる目的
SDGsの目的は大きく分けて3つです。
- 貧困を終わらせる
- 地球環境を守る
- すべての人々が平和と豊かさを享受できる世界を実現する
国連人口基金の「世界人口白書2023」によると、2023年の世界人口は80億4,500万人を突破し、人口が増えることによって起こるさまざまな影響が懸念されています。
例としては下記の2つが挙げられます。
- 人口増加により世界全体の資源や食料が不足し、個人や国の間で貧富の差が拡大する
- 人口増加によりエネルギー消費が増大し、地球温暖化が加速する
これらの問題を解決し、すべての人々が平和と豊かさを享受できる世界を実現させることがSDGsの掲げる目的なのです。
SDGsが掲げる17の目標
目的を達成するために、SDGsが掲げる17の目標は次のとおりです。
- 貧困をなくそう
- 飢餓をゼロに
- すべての人に健康と福祉を
- 質の高い教育をみんなに
- ジェンダー平等を実現しよう
- 安全な水とトイレを世界中に
- エネルギーをみんなに そしてクリーンに
- 働きがいも経済成長も
- 産業と技術革新の基盤をつくろう
- 人や国の不平等をなくそう
- 住み続けられるまちづくりを
- つくる責任 つかう責任
- 気候変動に具体的な対策を
- 海の豊かさを守ろう
- 陸の豊かさも守ろう
- 平和と公正をすべての人に
- パートナーシップで目標を達成しよう
例えば、「貧困をなくそう」「飢餓をゼロに」と言われても、私たちに今できることはあるのだろうかと考えてしまいますよね。
具体的に何をすれば良いか考える前に、まずはSDGsのそれぞれの目標が掲げられた理由を知ることも大切です。
「貧困をなくそう」が掲げられた理由には、紛争や災害などによって意図せず貧困を余儀なくされている人々がいることが挙げられます。
ユニセフと世界銀行の調査によると、世界では6人に1人の子どもがその日生きるだけで精一杯という、極度の貧困の中で暮らしていることがわかっています。
日本でも、2022年の生活保護申請者数は23万件を超えるなど、国内から世界までさまざまな貧困が生まれているのが実情です。
このようなSDGsが掲げる17の目標とその背景を理解し、今、私たちにできることを考えていくためにおすすめなのが、ワークショップへの参加です。
SDGsを体験・実験で学び、理解できる場がワークショップ
冒頭でもお伝えしましたが、SDGsワークショップは「SDGsを体験や実験で学び理解できる場所」です。
SDGsワークショップでは、「SDGsとは何か」「SDGsの達成のために私たちができることは何か」といったことを、体験しながら学習することができます。
さまざまな体験学習を通してSDGsについて学べるワークショップは、自然や環境問題に興味がある子どもや、一緒に参加する親にとっても新しい発見やより広い視野を得られる場です。
ここからは、過去のSDGsに関連するワークショップにはどういったものがあるのか、どんな体験学習ができるのかについて紹介していきます。
【小学生・中学生向け】SDGsワークショップの事例13選!
まずは「小学生・中学生向け」のSDGsワークショップの13個の事例を紹介します。
楽しくSDGsを学べるワークショップについて興味がある方はぜひ参考にしてください。
- SDGsアドベンチャー
- 親子ファンミーティング~楽しく学ぶエコアクション~
- 蜜蝋(みつろう)エコラップワークショップ
- 子どものためのオープンワークショップ
- ミライーね!~「ビスコ」と一緒に未来へのアクションを考えよう~
- 小学生向けSDGs体験型ワークショップ
- プログラミングで海のSDGs!
- 日本科学未来館SDGsワークショップ
- コスモポリタンキャンパス2024
- おもちゃのエコを学んで、みんなができるエコを考えよう!
- 夏休みオンラインイベント「新しいトイレが難民キャンプの学校生活を変えた!~スーダン~
- Seedbed Project
- イオンモールのSDGsイベントフェス
SDGsアドベンチャー
SDGsアドベンチャーでは、いくつかの島に見立てたワークショップを体験できます。
【ワークショップの概要】
- ポイポイ島:分別して新しいものに生まれ変わらせよう!
- つみつみ島:仲間と協力してブロックを組み合わせよう!
- ロゼット島:ペットボトルキャップを再利用!ロゼットブローチを作ろう!
- フィッシング島:魚を釣って海の環境を知ろう!
- フェアトレード島:迷路を進みフェアトレードマークを探そう!
5つの島で世界を大冒険するSDGsアドベンチャーでは、ゴミの分別方法や、みんなで協力することの大切さ、資源を有効利用する方法など、SDGsを達成する上で大切なことを学べます。
全ての島をクリアするとSDGs缶バッチをもらえるなど、ゲーム感覚でSDGsについて学べる点が本ワークショップの魅力です。
1回のワークショップで5つのSDGsについて学ぶことができるワークショップです。
親子ファンミーティング~楽しく学ぶエコアクション~
親子ファンミーティング〜楽しく学ぶエコアクション〜は、エコの勉強やものづくりを通してSDGsへの理解が深められるワークショップです。
【ワークショップの概要】
- 紙芝居を通じたエコの勉強
- 空き容器を使ったエコ工作ワーク「輪ゴムを使ったスペースシャトル作り」
「無駄を出さない、工夫して利用する」など日常生活を少しずつ見直すきっかけになるように考えられた本イベントは、紙芝居とものづくりからSDGsに大切なことを学べます。
お子さんから大人まで、親子で楽しくエコ活動について学べるワークショップです。
蜜蝋(みつろう)エコラップワークショップ
蜜蝋(みつろう)エコラップワークショップは、エコなキッチンラップの作成や、エコに関するクイズイベントからSDGsについて学べるワークショップです。
【ワークショップの概要】
- 蜜蝋(みつろう)で作ったオイルをオーガニックコットンに染み込ませたキッチンラップの作成
- 「身近なプラスチック製品が土に還るのは何年?」などのクイズイベント
何度でも繰り返し使える蜜蝋(みつろう)のキッチンラップ作りでは、自分なりに考えて工夫することで、ものを使い捨てせずに繰り返し使えることを学べます。
また、身近にあるプラスチック製品やエコに関するクイズイベントも、子どもたちの考える力を養いながら、新しい学びと発見を得られるという点が、本ワークショップの魅力となっています。
子どものためのオープンワークショップ
子どものためのオープンワークショップは、「役目を終えたもの」「捨てられるもの」を活用して、新しい価値のあるものを作り出す大切さを学べるワークショップです。
【ワークショップの概要】
- アップサイクルした素材での作品づくり(アップサイクルとは、役目を終えたものや捨てられるものを活用して新しい価値のあるものを作り出すこと)
- 資源活用の楽しさを学べる自分だけの作品作り
アップサイクルした素材での作品づくりは「もう使わないもの」を再利用するためにどうすれば良いか、どんなものを作れるかを自分自身で考えながら学ぶことができます。
また、普段であればすぐに捨ててしまうものを使って自分だけの作品を作り、資源活用の楽しさを学べる点も本ワークショップの魅力です。
ミライーね!~「ビスコ」と一緒に未来へのアクションを考えよう~
引用:ミライーね!~「ビスコ」と一緒に未来へのアクションを考えよう~
ミライーね!〜「ビスコ」と一緒に未来へのアクションを考えよう〜は、企業のSDGsへの具体的な取り組み例を知るとともに、空き箱を使った工作が楽しめるワークショップです。
【ワークショップの概要】
- 企業のSDGsへの取り組み紹介
- ビスコの空き箱を使った工作ワークショップ
小学5年生を対象としたワークショップでは、企業が実際に取り組むSDGsの具体例から、私たち個人ができるSDGsは何かを学びます。
また、工作ワークショップでは、不要になったものでも工夫次第で新しいものに生まれ変わることを、馴染みのあるビスコの空き箱を使った工作から学ぶことができます。
工場見学や工作ワークの経験が、学校やお家でSDGsの輪を広げるきっかけにもなるワークショップです。
アクティオSDGs体験型ワークショップ2023
小学生向けSDGs体験型ワークショップは、SDGsに関連した企業の取り組みやバイオディーゼル燃料の作成と動作確認から、楽しくSDGsを学べるワークショップです。
【ワークショップの概要】
- SDGsに関連した取り組み「カーボンニュートラル」への理解
- バイオディーゼル燃料の作成と動作確認
- 建設機械×SDGsの小学生向け冊子の配布
工場の見学から、企業がSDGsに関してどのような取り組みを行っているのかを学びます。
また、バイオディーゼル燃料を作成して水中ポンプを動かす体験など、他ではなかなかできない経験ができるのも本ワークショップの魅力です。
プログラミングで海のSDGs!
プログラミングで海のSDGs!は、AIを駆使したプログラミングから海のSDGsについて学べるワークショップです。
【ワークショップの概要】
- プラスチックごみ調査船のプログラミングから学ぶ海洋環境の現状
- AIや海に関する質問コーナー
小学校の授業にも組み込まれているプログラミングを通じて、海の豊かさを守るためにはどうすれば良いかを学びます。
また、AIや海に関する有識者が回答する質問コーナーでは、海洋環境の改善のために私たちができることを改めて考えられる点も本ワークショップの魅力です。
日本科学未来館SDGsワークショップ
日本科学未来館SDGsワークショップは「気候変動に具体的な対策を」をテーマにボードゲームでSDGsについて学べるワークショップです。
【ワークショップの概要】
- 「気候変動に具体的な対策を」をテーマとしたボードゲーム
ワークショップでは、子どもたちが気候変動の具体的な対策を考えて発表し合うことで、さまざまな意見や解決策を見つけることができます。
議題をもとに子どもたち同士で議論を交わしながらワークショップが進められるので、対話の重要性などを学ぶことができる点も本ワークショップの魅力です。
コスモポリタンキャンパス2024
コスモポリタンキャンパス2024は、「beyond 2030」をテーマとして、今、皆さんが考える「困りごと」について解決策をディスカッションし、理想のくらしを「ミライ絵巻」として制作し発表するワークショップです。
【ワークショップの概要】
- 講師とのディスカッションで「困りごと」を解決し、明るい未来を目指す
- 自分たちが思い描く未来「ミライ絵巻」の制作
ワークショップでは皆さんから集めた「困りごと」について講師とのディスカッション形式で考え、明るい未来を目指すための解決策を探ります。
また、参加者全員で協力し合いながら、自分たちが思い描く未来「ミライ絵巻」の制作にチャレンジできる点も本ワークショップの魅力です。
おもちゃのエコを学んで、みんなができるエコを考えよう!
引用:おもちゃのエコを学んで、みんなができるエコを考えよう!
おもちゃのエコを学んで、みんなができるエコを考えよう!は、おもちゃを通して3Rや環境問題について学べるワークショップです。
【ワークショップの概要】
- おもちゃを通して学ぶ3R(リデュース・リユース・リサイクル)
- カプセルはんこ作りを通して考える環境問題と資源の大切さ
このワークショップでは、おもちゃを通して3つのR(リデュース・リユース・リサイクル)や世界が抱える環境問題について学べます。
エコ工作では、大好きなおもちゃを作りながら、私たちの日常生活に無駄なものはないことを知り、資源を有効利用する方法について考えられる点が本ワークショップの魅力です。
「新しいトイレが難民キャンプの学校生活を変えた!~スーダン~」
夏休みオンラインイベント「新しいトイレが難民キャンプの学校生活を変えた!〜スーダン〜」は、南スーダンの難民キャンプからトイレの大切さを学べるワークショップです。
【ワークショップの概要】
- 「南スーダン難民の保健衛生プロジェクト」の視聴
- 「もし、学校にトイレがなかったら?」を通して考える、トイレ問題の影響
参加者はトイレの大切さや、トイレがないことで起こる問題について学ぶことができます。
トイレがない国のために自分たちができることや、もし、学校にトイレがなかったらどうなるかなど、触れる機会の少ない問題について考えられる点も本ワークショップの魅力です。
日本にいながら世界が抱えている問題に触れ、子どもたちで解決策を考えて行動していくことを学べるワークショップです。
淡路島体験型SDGsプログラム「Seedbed Project」〜2030年に向けて淡路島で学ぶSDGsの本質〜
Seedbed Projectは、自然の中での体験学習を通してSDGsについて学べるワークショップです。
【ワークショップの概要】
- SDGsについて学ぶセミナー
- 土でできた家の見学・自然栽培の見学
- 開墾作業、ウッドチップまきなどを通して体験する「共創・循環・多様性」
開墾作業などの体験を通して「共創」「循環」「多様性」の3つについて知り、SDGs達成のために必要なことへの理解を深められる点が本ワークショップの魅力です。
淡路島がある兵庫県はSDGs未来都市として選定された地域も多く、SDGsの先駆けとして、日本にSDGsの輪を広げていく子どもを育てるワークショップです。
イオンモールのSDGsフェス(2023年開催)
イオンモールのSDGsフェスは、全国で600件以上のイベントが開催されたワークショップです。
【ワークショップの概要】
- 全国のイオンモールで600件以上のSDGsイベントを開催
- みんなで一緒に楽しくSDGsにチャレンジ
お住まいの地域ごとに異なるイベントは、地域と関連性が高い内容になっており、なおかつ子どもが楽しみながらSDGsへの理解を深められるように作られているため、わかりやすくSDGsについて学べます。
全国で600件以上のイベントが開催され、近場のワークショップに参加できる点も魅力です。
小さな子どもから中学生、高校生、大人まで楽しめるイベント内容は、SDGsへの理解を深め、行動に移していく足掛かりとなるワークショップです。
【高校生・大学生向け】SDGsワークショップの事例4選!
次は、高校生・大学生向けに開催されたSDGsワークショップの4個の事例を紹介します。
- 2022(令和4)年度水俣高校SDGsワークショップ
- 豊洲SDGsフェス2021 みんなで楽しむSDGs
- 新・SDGs ワークショップ「Decade of Action」
- JAL×北海道大学 SDGsワークショップ
小学生・中学生向けに比べて、内容も少しレベルアップしています。
2022(令和4)年度水俣高校SDGsワークショップ
2022(令和4)年度水俣高校SDGsワークショップは「SDGsを自分事にする」をテーマに、身近なところから始められることについて学べるワークショップです。
【ワークショップの概要】
- 「SDGsを自分事にする」をテーマにしたグループワーク
- それぞれの意見を1枚にまとめたポスターの作成
SDGsの基本的な考え方や17の目標、今私たちができる取り組みについて、3つの講義とグループワークを通して学べます。
また、意見を発表し合うだけでなく、自分の考えを行動に移す方法をポスターとして作成することで、SDGsの目標達成に向けた具体的なイメージを得られる点が本ワークショップの魅力です。
1つの高校から水俣市や周囲の地域へと輪を広げ、みんなが協力してSDGs目標達成のために行動するきっかけにもなるワークショップです。
豊洲SDGsフェス2021 みんなで楽しむSDGs
豊洲SDGsフェス2021は、参加者自身が考え行動しながらSDGsについて学べるワークショップです。
【ワークショップの概要】
- SDGsって何?コーナー
- 豊洲グリーンプロジェクト100の紹介
- 高校生のマルシェ出店
モデル図を使用した「SDGsって何?」でSDGsの基本的な知識を学び、「豊洲グリーンプロジェクト100」など参加者が住んでいる市の取り組みについて知ることができます。
また、高校生によるマルシェの出店では、企業としての視点や経済をまわすためにはどうするべきかを体験できる点も本ワークショップの魅力です。
新・SDGs ワークショップ「Decade of Action」
引用:新・SDGs ワークショップ「Decade of Action」
新・SDGsワークショップ「Decade of Action」は、SDGsの本質を知り、未来のために私たちができることを学べるワークショップです。
【ワークショップの概要】
- SDGsの本質を知るワークショップ
- 2100年未来の天気予報ワークショップ
SDGsの本質をわかりやすく解説したオリジナル動画の視聴や、個人ワークでSDGsとは何なのか、将来の世界はどのように変化しているのかを学べます。
また、質問形式で気候変動への対策を考え、意見を出し合いながら世界が直面している問題に向き合うことができる点も本ワークショップの魅力です。
2100年という未来で起こる可能性のある問題を理解し、そうならないためには今どう行動するべきかについて学べるワークショップです。
JAL×北海道大学 SDGsワークショップ
JAL×北海道大学SDGsワークショップは、「JALが考えるサスティナビリティ及びESG戦略」や「具体的な取り組み」を学べるワークショップです。
【ワークショップの概要】
- JALのサステナビリティ及びESG戦略に対する考え方や、具体的な取り組みの紹介
- 学生同士での意見交換・自身が研究しているテーマを活かした課題解決案の提示
JALのSDGsに対する考え方や具体的な取り組みについて学べます。
また事前に提出された100を超える提案の中から参加者同士でさらに意見を出し合うことで、SDGsに関する新たな発見や、SDGs達成のための発想が得られる点も本ワークショップの魅力です。
次世代の未来を担う大学生がSDGsに関するハイレベルな議論を重ねながら、それぞれが目指すSDGsを明確にできるワークショップです。
※ESG:企業が経営を進めるうえで重視される要素
まとめ
小学生から大学生まで幅広い年代の学生向けに、SDGsを理解し実践するための17のワークショップ事例を紹介してきました。
SDGsは国際社会が共同で目指すべき目標であり、私たち全員が意識して行動していかなければ達成できません。
座学で学ぶだけでなく体験形式で学ぶことで、持続可能な世界の実現に向けてできることを考えて行動していきましょう。
また、本コラムを読んで「もっとSDGsについて知りたい」「私たちにできることが知りたい」という皆さまは、公益財団法人イオン1%クラブのホームページをぜひご覧ください。
小学生から中学生のお子さんは、公益財団法人イオン1%クラブ「イオン チアーズクラブ」の体験学習に参加してみるのもおすすめです。
イオン チアーズクラブを運営する、公益財団法人イオン1%クラブについて紹介します。
公益財団法人イオン1%クラブについて
公益財団法人イオン1%クラブは、1990年に設立され、「お客さまからいただいた利益を社会のために役立てる」という想いのもと、「子どもたちの健全な育成」「諸外国との友好親善」「地域発展の貢献」「災害復興支援」を主な事業領域として、環境・社会貢献活動に取り組んでいます。
公益財団法人イオン1%クラブでは、小学生を中心とし、体験学習から自然や環境に向き合うことができる「イオン チアーズクラブ」も運営しています。
他にも、中学生が環境問題を自ら考え、書く力を養う「中学生作文コンクール」や、高校生が日ごろ学校で取り組んでいる環境活動を発表し、表現力や発信力を高めることを目的とした「イオン エコワングランプリ」などさまざまな活動を実施しています。
小学生から高校生まで幅広い年齢のお子さんがさまざまな体験学習を通してSDGsに触れられる活動を多数実施していますので、ぜひ下のURLからご覧ください。