2024.07.23 (更新日: 2024.07.25)
子どもたちが主役!環境・社会をテーマにした体験学習で楽しく学ぼう!
イオン チアーズクラブは、小学生を中心に環境・社会について楽しく学び、考える力を育むクラブです。
「次代を担う子どもたちの健全な育成」を主な事業領域として環境・社会貢献活動に取り組む、公益財団法人イオンワンパーセントクラブが運営しています。
本記事では、イオン チアーズクラブの体験学習事例、入会方法を紹介します。
目次
イオン チアーズクラブの体験学習って何?
実際に見て、触れて、考える。
イオン チアーズクラブは、小学生を中心に環境や社会に興味・関心を持ち、考える力を育む場として、全国約400か所のイオングループの店舗等を拠点にさまざまな体験学習を行っています。
ここではイオン チアーズクラブの体験学習について紹介します。
- 公益財団法人イオン1%クラブが運営する子どもたちに向けたプログラム
- 1年を振り返り、成果を発表する
イオン チアーズクラブは入会金・年会費はかかりません。
所属するクラブを拠点に、山・畑などで活動します。
イオン チアーズクラブって何?とお考えの方はぜひご覧ください。
公益財団法人イオン1%クラブが運営する子どもたちに向けたプログラム
イオン チアーズクラブは、子どもたちに対して、環境・社会をテーマにさまざまな活動の場を提供することで、子どもたちが無意識のうちに「環境・社会に興味・関心を持ち」「考える力を育てる」クラブです。
またクラブのメンバーとの集団行動を通じて、社会的なルールやマナーを学ぶこともでき、環境・社会に関することのほか、これから社会に出る子どもたちに必要な教養を学ぶこともできます。
1年を振り返り、成果を発表する
イオン チアーズクラブでは「1年に1回、各クラブが1年間の活動成果を壁新聞にまとめて発表」します。
メンバー同士が情報や知識の共有を行い、学んだ内容の定着化を図ることを目的に、活動成果を壁新聞として模造紙にまとめます。
情報を整理し、伝達する力を磨く機会となります。
【約400のチアーズクラブが活動中】活動内容・事例を紹介!
イオン チアーズクラブは北海道から沖縄まで約400のクラブがあります。
1年間を通して、地域や季節によってさまざまな活動やプログラムを用意し、楽しみながら新たな気づきが得られる体験を提供しているのが魅力です。
また活動は行政や地域のNPOなどの協力団体とも活動することがあり、人々との交流や安全性も考慮しておこなわれるため、子どもたちが安心して活動に集中できる点も魅力です。
ここでは、これまでにおこなわれた活動内容・事例を5つ紹介します。
- 店舗見学ツアーで環境保全の取り組みについて学ぶ
- 実験を通して楽しく科学を学ぶ
- 自然体験を通して自然の豊かさを知る
- 農業体験を通して農家さんや食べ物への感謝を学ぶ
- 環境活動を通して地域貢献や環境保全に携わる
店舗見学ツアーで環境保全の取り組みについて学ぶ
1つめの活動内容・事例は「店舗見学ツアーで環境保全の取り組みについて学ぶ」です。
全国にあるイオン店舗にて「商品トレーや牛乳パック等の店頭リサイクル回収スペースの見学」や「トップバリュの水産品」や「ノート等に付けられたマークの意味」を学びました。
子どもたちは、買い物で利用するイオンをいつもとは違う視点から見学し「こんな意味があるんだね」と新たな発見を得ながら、楽しそうに見学をおこなっていました。
店員さんの説明を真剣に聞く子どもたちは「今日分かったことを家族に伝えたい」、「お買い物に来るときはマークを探してみたい」と話しており、子どもたちにとって沢山の学びを得られる活動でした。
実験を通して楽しく科学を学ぶ
2つめの活動内容・事例は「実験を通して楽しく科学を学ぶ」です。
今回の実験体験では「クエン酸などが含まれるレモンを使用して電気が発生する仕組み」について学び、身近にある食材で電気が発生する仕組みについて真剣にメモを取っていました。
「レモンで電気がつくの?」「他にも発電できる食材はないかな?」など、終始驚きと新たな発見を得ながら楽しく科学について学ぶ場となりました。
他にも、太陽光のみを使用して調理をおこなう「ソーラークッカー」を2人1組で自作し、ホットドッグを作って食べる実験などもおこないました。
このような実験体験によって、子どもたちは「自分で考え、行動し、成功体験を得る」という貴重な思い出を作ることができたとコメントしていました。
自然体験を通して自然の豊かさを知る
3つめの活動内容・事例は「自然体験を通して自然の豊かさを知る」です。
近くにある自然環境が豊かなフィールドへ、仲間や自然のプロと赴き「植物観察」や「動物観察ツアー」をおこない、間伐した森の竹を使用した箸づくり体験などもしました。
この自然体験では「自然の中で感じた新たな気づき」や「森を保全するためにイオンでおこなわれている活動」などを知り、改めて自然環境について考える機会になります。
また、学ぶだけでなく「竹から作ったマイ箸で流しそうめんを楽しむ」など、子どもの関心と楽しさを組み込んだ体験によって「忘れられない活動だった」と笑顔で答える子どもたちの表情が印象的な活動です。
農業体験を通して農家さんや食べ物への感謝を学ぶ
4つめの活動内容・事例は「農業体験を通して農家さんや食べ物への感謝を学ぶ」です。
ホカホカの焼きいもになるサツマイモを苗の状態から収穫できるまで育てました。
収穫までの間には「ツル返し」や「草むしり」などの作業も子どもたちがおこない、農作物を育てる大変さや楽しさを学んだほか、イオン店頭で販売する体験もおこなったことで「農作物を生産してから購入されるまで」の流れについて学びました。
子どもたちの中には野菜などを苦手とする子もおり、今回のプログラムによって「農家の方々の苦労や大変さ」を学び、「食べ物への感謝」を学べたという声が多いです。
また「来年も参加したい」と笑顔で語る子どもたちの姿も印象的な活動となっています。
環境活動を通して地域貢献や環境保全に携わる
5つめの活動内容・事例は「環境活動を通して地域貢献や環境保全に携わる」です。
イオンふるさとの森づくり植樹祭の植樹活動への参加により、環境保全の意味や大切さを学んだり、地域の清掃活動への参加を通じて地域貢献について考える機会となりました。
ほかにも「ペットボトルで風車づくり」「草木染を体験」「リサイクル工場の見学」や「川の水質調査」など身近な環境と向き合い、新たな発見や改善点を学びました。
参加者の子どもたちは、積極的に自分から考え、真剣に環境問題や保全に取り組む姿が見られるなど、次代を担う子どもたちの育成にも貢献する活動です。
イオン チアーズクラブの申し込み方法
次はイオン チアーズクラブの申し込み方法を紹介します。
イオン チアーズクラブ入会をご希望の方は、下記の新規登録フォームから申請をお願いします。
「入会クラブ(店舗)」項目で入会希望のクラブをご選択ください。
公益財団法人イオン1%クラブについて
公益財団法人イオン1%クラブは、1990年に設立され、「お客さまからいただいた利益を社会のために役立てる」という想いのもと、「子どもたちの健全な育成」「諸外国との友好親善」「地域の発展への貢献」「災害復興支援」を主な事業領域として、環境・社会貢献活動に取り組んでいます。
イオン チアーズクラブへの参加を通じて、次代を担う子どもたちが環境問題に興味を持ってくれることや、自分で考えて行動する力を育てることを目的としています。
また今回紹介したイオン チアーズクラブ以外にも「中学生作文コンクール」や「イオン エコワングランプリ」などさまざまな活動を実施していますので、ぜひ下のURLからご覧ください。