2011年日中高校生交流事業(中国から日本へ)
日本と中国の高校生がお互いの国を訪問し、様々な交流イベントやホームステイを体験することで、自らの目でお互いの国の実情を見る機会を提供しています。
2009年からこれまで、138名の東京と北京の高校生が本プログラムに参加。
期間中、北京の高校生は首相へ、東京の高校生は北京市政府へ表敬訪問を行う一方、お互いの高校では、授業体験、文化、芸術、スポーツ交流を通じて交流を深めました。
実施期間及び参加者
実施日 |
2011年7月11日(月)〜7月18日(月) |
実施場所 |
東京 |
参加者 |
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日本高校生39名
- 筑波大学附属高等学校19名
- 学芸大学附属高等学校20名
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中国高校生40名
- 北京師範大学第二附属中学
- 北京月壇中学
- 北京市私立匯佳中学
- 北京六一中学
- 北京理工大学付属中学
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スケジュール
7月11日(日) |
北京発→成田着、オリエンテーション |
7月12日(月) |
学校訪問、日本文化体験 |
7月13日(火) |
富士山周辺観光 |
7月14日(水) |
首相官邸訪問、駐日中国大使館歓迎会 |
7月15日(木) |
イオンフードサプライ見学 |
7月16日(金) |
ホームステイ体験 |
7月17日(土) |
ホストファミリープラン、フェアウェルパーティー |
7月18日(日) |
成田発→北京着 |
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首相官邸訪問で東日本大震災被災地への贈り物を
菅首相に贈呈する北京私立匯佳学校の高校生
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駐日中華人民共和国大使館歓迎会で
イオン株式会社岡田卓也名誉会長に記念品贈呈する
北京の高校生
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駐日中華人民共和国大使館歓迎会でカンフーパーフォ
ンマンスを披露する北京六一高校の生徒たち
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駐日中華人民共和国大使館歓迎会で
程大使と記念撮影をする両国の高校生たち
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筑波大学附属高等学校での体験授業に
参加する北京の高校生
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日本の浴衣着付を体験する北京の高校生
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河口湖の農場でブルーベリー狩りを体験する北京の高校生
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筑波大学付属高等学校の学生の家で
ホームステイをする北京の高校生
参加者の声タイトルVoice

参加者の感想
3.11の東日本大震災後、正直日本が安全か不安でした。日本に来てみたところ心配していたようなことはなく安心しました。今回の活動を通じてまず、日本についての理解がガラッと変わりました。そして今後日本と中国の友好関係を背負っている責任感を強く感じました。
(北京市私立匯佳(ホイジャー)高校)
日本国民の高い素質と強い団結力を感じました。中国社会も日本のこういった面を勉強すべきであり、将来私たちが大人になって社会に出たら、われわれの国も日本のような良い国に作って行きたいと思います。
(北京市私立匯佳(ホイジャー)高校)
日本人のどんなことにでも完璧に完成させようとする努力するところに感心しました。日本人にはこういう精神を持っているからこそ、先進国になったと私は思います。今後私も詳細の部分まで完璧にできるようになりたいです。私のホストファミリーは7人家族の大家庭で日本語がわからなくても交流にはまったく問題はありませんでした。
(北京理工大附属高校)
今回の活動を通じて、日本人の繊細さ冷静さと思いやりを見習いました。ホームステイは、想像とは違いとても楽しい思い出となりました。
(北京師範大第二附属高校)
学校での交流がとても楽しかったです。日本の高校生と一緒に昼食をして部活に参加することができ交流の内容が豊富でした。中国では一部の学校が施設条件の関係で日本のようにたくさんの部活ができません。日本はほとんどの学校に部活があって生徒たちが色々な勉強ができる環境が整っています。
(北京市月壇(ゲッタン)高校)
我が家にホームステイに来た学生はとてもお行儀が良く、性格が明るく、フレンドリーなお子様だったので、とても楽しく過ごすことができました。親子共々貴重な体験ができました。
(筑波大学附属高等学校保護者)
子どもも家族も大変素晴らしい経験をさせていただきました。ホームステイに来た学生はとてもしっかりした明るく優しい青年でこの出会いを嬉しく思います。また会えることを願っています。子ども同士は今も頻繁にメールのやり取りをしています。本当にありがとうございました。
(筑波大学附属高等学校保護者)
このような貴重な機会を頂戴し、有難く感じています、今後、日中交流にどの程度まで役に立つかわかりませんが、本人は国際交流や国際貢献に相応の興味を抱いたようです。
(東京学芸大学附属高等高校保護者)