2014年の活動の様子(インドネシア招聘)
日本とインドネシアの高校生交流プログラムです。2015年1月にジャカルタの高校生が来日し、同年3月には、三重の高校生がジャカルタを訪問しました。両国の高校生は、大使活動、交流活動、歴史・文化活動を通じて親交を深めました。
実施期間及び参加者(インドネシアから日本へ)
1,実施期間 |
1月12日(月)〜1月19日(月) |
2,実施場所 |
千葉県、東京都、愛知県、三重県 |
3,参加者 |
- 日本高校生 20名 三重県立四日市高等学校
- インドネシア高校生 20名 LAB(ラブ) SCHOOL JAKARTA
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4,主なプログラム |
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- (1)表敬活動
- ・首相官邸表敬訪問 1/13(火)
- ・在日インドネシア共和国大使館 歓迎会 1/13(火)
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- (2)交流活動
- ・学校訪問、授業体験 1/16(金)
- ・ホームステイ 1/16(金)〜1/18(日)
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- (3)歴史・文化活動、他
- ・食の安全(イオンフードサプライ) 1/12(月)
- ・防災(名古屋市港防災センター) 1/13(水)
- ・日本文化(伊勢神宮、おかげ横丁、パラミタミュージアム) 1/15(木)
- ・地下鉄体験 1/12(月)
- ・萬古焼絵付け 1/14(水)
- ・雪(スキー場) 1/15(木)
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表敬活動

記念撮影
(1列目、左から)6番目 岩間校長、7番目 一般財団法人イオンワンパーセントクラブ 林理事長、
8番目 加藤官房副長官閣下
駐日インドネシア共和国大使館(歓迎会) 1月13日

大使館にて歓迎会の記念撮影
(前から4列目、左から)二木 相談役、玄葉 議員、林 理事長、岸田 外務大臣、
駐日インドネシア共和国 マヘンドラ大使、イオン1%クラブ創設者 岡田 名誉会長相談役、茂木 議員、
岡田評議員、イクバル 在日インドネシア共和国大使館 教育アタッシェ
参加者の感想Voice

駐日インドネシア共和国大使館 マヘンドラ大使
インドネシア大使としましてこのプログラムは重要だと考えております。そしてインドネシアと日本の学生達が交流することによってインドネシアと日本の2国間の外交も向上し、また国民間の交流も進むと思います.....。

外務大臣 岸田 文雄 様
両国の将来を担う高校生のみなさんの交流は大変大事であり、是非文化・生活を学び、友情を深め、しっかり交流を深めていただきたいと思います.....。
(外務大臣 衆議院議員)

茂木 敏充 様
若い世代の交流は、相互交流につながる意義深いものです。
インドネシアの生徒のみなさんには、日本の美しい自然や、伝統文化に触れて頂きたいと思います.....。

望月義夫様
インドネシアの学生のみなさんと日本の学生のみなさんが、こうやって交流をしていただくことは非常にすばらしいことだと思っております.....。
(環境大臣衆議院議員)
歴史・文化活動
食の安全・安心について加工プロセス学習 1月12日(千葉県)
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加工場入場前に手を洗うインドネシア高校生
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工場見学をするインドネシア高校生
名古屋市港防災センターの見学 1月14日(愛知県)
交流活動

生徒、ホストファミリー全員での記念撮影
(前から2列目、左から)3番目 四日市高等学校 見並 教諭、辻 教頭、岩間 校長、四日市市 塚田 副市長、
イオンリテール 東海・長野カンパニー 木村支社長、ラブスクール ジャカルタ スパルノ 教頭、イカ 教諭
参加者の感想Voice

参加者の感想
(1月13日歓迎会でのスピーチより抜粋)
日本の高校生と、伝統舞踊などを一緒に踊ったりして、インドネシアの文化を共有できたと思います。また、日本のライフスタイルの多くを学びました。特に時間をきっちり守る事を見習わなければならないと思います。
コミュニケーションにおいては、自信を持って話しかければ、良い友人関係が作れると感じました。
LABSCHOOL JAKARTA高等学校の生徒
(1月13日歓迎会でのスピーチより抜粋)
今回できたネットワークは、私たちが大人になった時に更に大きくなり、お互いの国に利益をもたらすと思います。
日本の高校生はすごく丁寧でした。また、物事に対して慎重な印象を受けましたが、とても親しみやすかったです。
LABSCHOOL JAKARTA高等学校の生徒
(1月13日歓迎会でのスピーチより抜粋)
私たち日本人は手を挙げて、声を上げて、という様なことをする人が少ないのに対し、インドネシアの高校生は積極的な人が多かったです。私たちももっと自己主張をしないと、世界では通用しないと感じました。また、日本文化を英語で説明しようとする時に、日本についてあまり知らないことに気づきました。
もっと日本について勉強したいと思いました。
三重県立四日市高等学校の生徒
(1月13日歓迎会でのスピーチより抜粋)
少しの間でしたが、異文化の人たちと交流できたのはとても良い経験になりました。異文化を少し理解できたかなと思うと同時に私が自国の文化をほとんど理解できていないと思いました。今回の企画に参加することによって「日本舞踊」を経験することができ、少し「日本人」に近づいたかなと思います。3月にインドネシアへ行くので、固定観念を捨てて視野を広げることができたらと思います。
三重県立四日市高等学校の生徒

参加者の声エリア
生徒は様々な経験をすることができたと同時に、非常に深い思い出もつくることもできました。インドネシアの生徒と四日市の生徒は相互理解を深めることができました。こういう相互理解こそが将来の子どもの世代を良くしていくものだと思います。3月にジャカルタでお会いしましょう。
LABSCHOOL JAKARTA高等学校先生
今回のインドネシアの方々との交流を通じて、私たちは改めてアジアの一員であるということを強く感じました。世界には多くの民族が暮らしており、文化や宗教など違いがたくさんありますが、みんな楽しい時には笑い、悲しい時には涙ぐむ同じ人間です。今こそ私たちは、様々な違いを乗り越えるために、強い友情と知恵を育んで、豊かで平和な社会をつくるために貢献していかなければならないと思っています。
三重県立四日市高等学校 校長先生